【唯パパの無人島キャンプ列伝】
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むか〜しむかしのことじゃった、広島の地に「TPSK」という若者の集いがあってな、恐いものしらずで好奇心のかたまりのようなやつらばっかだったそうじゃ。年に一度の無謀ともいえるキャンプを張るのが唯一の楽しみじゃったそうじゃが、中には「早く足を洗いたい」ともらすメンバーまでいたということじゃ。全盛期には、四泊五泊は平気で暮らしとったんじゃと。なぜに無人島かと言うと、気兼ねなく騒げるからじゃとか。ほれ、ここにその記録がほんの一部じゃがのこっておる。いまのブームの様相とはかなりちがっておるかもしれんがな・・・・・・・・

グループ名:T.P.S.K.(Traditional People of South KANIYA)
発生地:広島市某社員寮

TPSK会則
  1. 目的:・・・!
  2. 会員資格:社員寮住人(居候も可)
  3. 年齢制限:無(若者また若いと思っているも可)
  4. 入会金:無
  5. 参加費:時価(不参加でも徴収)
  6. 隊長制度:毎年メンバー会員oに隊長に昇格(命令権なしただし、わがまま券付)
  7. 奴隷制度:入会初年度は奴隷・ただしメンバー勧誘すれば免除
  8. 脱会制度:今のところなし
  9. その他:機動班、食料班を編成する

各班の任務

  1. 機動班:燃料調達・テント設営・キャンプファイヤー準備等
  2. 食料班:隊長の給仕・食料調達(釣・狩?)・流し設営等

実行計画

サバイバルキャンプ?in黒神島(三泊四日)

  1. 場所:広島県黒神島(無人島)
  2. 時期:大潮時期をさけること・・・・・テント浸水する
  3. 交通:広島市宇品港よりチャーター船にて渡航(船代:時価)・・・帰りの日時を告げておくこと 
  4. 料金:無料ただし地権者に承諾
  5. 桟橋・電気・通信・その他設備:なんにもなし・いざというときは・・・・・・?
  6. 場所取:山水の沸く浜
  7. 装備:海水浴気分と一般キャンプ用品+αβγ・・・
  8. 特別装備:フライシート屋根・床用(いわゆるターフの大きいやつ)・補修用ガムテープ・スコップ(トイレ用と設営用)
  9. コンロ:石で組むなければ掘る
  10. 調理器具:鉄工所特注鉄板・網(すごく重宝)・ほか一般
  11. 燃料:流木・こっぱ・・・チャッカマン(必需品)
  12. 食料:朝ハムエッグ+味噌汁・昼カレー系統・夜バーベキュー系統・夜食日清焼きそば・酒・ビール(積めるだけ)・氷(十分に・・・肉腐る)・ほか一般
  13. 貯蔵クーラー:個人用一般+八百屋にあるスチロール製りんご箱
  14. 炊飯:やっぱり飯盒炊爨(火加減しだいでこまちもこしひかり?)
  15. 流し:川(水量の多いところをベースとする)
  16. 照明:やっぱりランタン(コールマン)、懐中電灯なら蛍光灯付(ラジオ付OK)
  17. テーブル類:クーラー代用
  18. シャワー:ポリタンク代用
  19. テント類:寝袋・ビーチマットほか一般一式・ペグは金属性であれば長いもの(抜けるときは石!)
  20. トイレ:そこらじゅう・ただし海中、テント川付近は禁止(てきるだけ深い穴を掘ってから・・・)
  21. その他:軍手・ゴミ袋(雨具にもなる)・花火(派手なやつ)・つり道具一式・潜水用具・虫除け・かゆみ止め・胃腸薬
  • ※ 注意事項:蜂、まむしに注意・氷の管理(特に水割り用)・食料の管理(鹿・猪に食われる)・火の後始末
以上

・・・・・・しかしその集団も寄る年波には勝てず年々弱体化してな、宮島を中心とした近場のキャンプ場から、さらには、ケビンとやらで昔をしのぶようになったそうじゃ。そうそう、最近の噂では山陰の「簡保の宿」で蟹ざんまいだったとか・・・
今はどうかって!?
会社で組合の世話をするものもいたり、大阪で一花咲かせたものもいたり、別の路を歩むものもいたりで、たまに同窓会的な会合をもつていどだそうじゃ・・・
それぞれいいおやじとなり、子供に「だめ!だめ!危ないから・・・、そんなことしちゃだめよ!」って言ってるとか言わないとか・・・・
やつらの旅は終らない・・・・